【ジャーマンアイリスの四季】
もう10年以上前のある日、ジャーマンアイリスっちゅうきれいな花があるんだって! という話からすっかりはまってしまい毎年のように増やして、とうとう70種類200株を超える大所帯になってしまいました。ぶどう棚の下がすっかりアイリスに占領され、本業が何かわからなくなってしまった今日この頃で、最初は賛成していた奥さんも、最近は花の時期以外は良い顔をしてくれません。

アイリスはあやめ科で非常に強い植物です。冬の寒気、夏の乾燥、やせた土地にも強く、栽培はいたって簡単です。唯一苦手なのが水分で梅雨時のようにミスが多くなるとアッという間に腐れてしまいます。
毎年新規の芽が出来て来るので株分けと植替えは重労働の一つです。 株分けは花が終わった7月〜8月にかけて行いますが、暑い盛りの重労働は大変です。
株を一つ一つ分けて、葉を扇子状に切り取ります。 花が終わるとみな同じ顔になってしまうので種類が混ざってしまう時期でもあります。
水気を嫌いますので、畝を作り高くして植え込みます。株は畝の上に置いてある感じで、普通に株のように土の中へは入れません。芋の下側からのみ根が出てきます。株間はもっと空けたいのですが、場所が無くかなり近く植えています。
移植した翌年は各株に1本しか咲かないためさっぱりした畝の様子です。 2年目からはドーンと咲き始めますので満開時期は大変派手な様子になります。
花も終わりに近づき、花がらとりが忙しくなります。花がらは見た目が良くないので出来るだけとるようにしています。
秋口から葉がだんだん枯れ始め、冬場はほとんど株だけになってしまいます。
冬場は何もすることはありません。寒さには本当に強いです。
春先になると日々芽の伸びがわかるほどの勢いです。
早いものは4月下旬連休前あたりからちらほら咲き始めます。
【ジャーマンアイリスの花々へ】

トップ アイコン
トップページヘもどる